実は微妙な裏話もあるがInner Lifeの『I’m Caught Up』は80年代を代表するディスコの名曲 2021 7/10 シングル 1970年代 1979年 Dance Classics Disco Greg Carmichael Inner Life Patrick Adams 2014年8月24日2021年7月10日 野口 銀河 URLをコピーする URLをコピーしました! ヒップホップ数珠繋ぎは、編集長で元DJの銀河がおすすめの音楽を気まぐれで紹介するコーナーです。「温故知新」をキーワードにサンプリングの元ネタ、ヒップホップの歴史や文化を発信していきます。 今回はInner Lifeのシングル『I’m Caught Up』です。関連楽曲なんかも合わせて紹介しているので、お気に入りの楽曲、元ネタやサンプリングの経緯、ヒップホップの歴史や文化に少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。 目次I’m Caught Up (In A One Night Love Affair) / Inner Life 楽曲詳細 タイトルI’m Caught Up (In A One Night Love Affair)アーティストInner LifeプロデュースPatrick Adams / Greg Carmichael収録アルバムI’m Caught Up (In A One Night Love Affair)リリース1979 レビューと解説 ディスコの名曲でダンスクラシックの定番。メンバーでプロデューサーのPatrick Adams(パトリック・アダムス)の最高傑作との呼び声も高い名作です。 プロデューサーのPatrick Adamsは元々Terri Gonzalez(テリー・ゴンザレス)と共同でこの『I’m Caught Up』を作っていました。ところが、当時Patrick Adamsの相棒であったGreg Calmichael(グレッグ・カーマイケル)が、グレッグの育てていたシンガーJocelyn Brown(ジョセリン・ブラウン)をボーカルに起用し、自身のレーベルであるTCTからInner Life(インナー・ライフ)名義でリリースしてしまったと言うのです。 もちろんパトリックとテリーの2人に無断で。後に楽曲の権利をPrelude(プレリュード)に売却しますが、その時にも訴訟問題となっています。 Hip HopではChubb Rock(チャブ・ロック)がシングル『Caught Up』のリミックスでサンプリングしています。 サビでI’m Caught Upが突如挿入されるフロアアンセム。 また、日本語ラップ界の重鎮Muro(ムロ)、DJ Krush(DJクラッシュ)、DJ GO(DJゴウ)によるユニットKrush Posse(クラッシュ・ポッセ)が1992年にシングル『Chain Gang』でサンプリングしています。 楽曲の制作背景には微妙な歴史がありますが、ディスコ・ダンスクラシックスの不屈の名曲として愛され続けるでしょう。 関連作品 I’m Caught Up (In A One Night Love Affair)が収録されているアルバム I’m Caught Up (In A One Night Love Affair) / Inner Life トラックリスト I’m Caught Up (In A One Night Love Affair) / Inner Life サンプリングされた曲・ネタ使い Caught Up / Chubb Rock feat. Hitman Howie Tee Chain Gang / Krush Posse 「チェンゲナチェンゲナチェーンギャーン!」日本語ラップのクラシック。 You Don’t Know What To Do / Mariah Carey feat. Wale 2018年10月に来日も控えたMariah Carey(マライア・キャリー)の14thアルバム『Me, I Am Mariah… The Elusive Chanteuse』の発売に先駆けて発表されたピックアップ曲です。お馴染みのJ.D.ことJeramain Dupri(ジャーメイン・デュプリ)のプロデュースによる、ディスコの名曲Inner Life(インナー・ライフ)の『I’m Caught Up ( In A One Night Love Affair )』をサンプリングしたトラックにゲストにWale(ワーレイ)を迎えたディスコ調の楽曲です。 Mariah Careyの最新作『You Don’t Know What To Do』は大ネタを使ったディスコ調の名曲 シングル 1970年代 1979年 Dance Classics Disco Greg Carmichael Inner Life Patrick Adams この記事が気に入ったら いいね または フォローしてね! Follow @gingakicross よかったらシェアしてね! URLをコピーする URLをコピーしました! URLをコピーしました! 幼きマイケル・ジャクソンが歌う愛!The Jackson 5の『I’ll Be There』は鉄板ラブソング 女性歌手によるビルボード初登場1位は史上初の快挙!Mariah Careyの『Fantsy』は歴史的名曲 この記事を書いた人 野口 銀河 代表取締役 2004年から2014年くらいまでDJやってました。現場は離れましたが今でもラップや歌、ダンス、DJ、クラブ経営などHip Hopなライフを送る人を本気で応援しています。クラバーの地元愛を僕は知ってる。ヒップホップサンプリングの元ネタや歴史などをブログに書いています。 この著者の記事一覧へ 関連記事 幼きマイケル・ジャクソンが歌う愛!The Jackson 5の『I’ll Be There』は鉄板ラブソング 2014年8月24日 コメント コメントする コメントをキャンセルコメント ※ 名前 ※ メール ※ サイト 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。